全僕にできる恩回し

読書記録や住んでるシェアハウスの暮らしをつらつらと。

「モノ起点」から「ひと起点」へ

 

ビデオリサーチが提案するマーケティング新論 マインド・ホールを突破せよ。

ビデオリサーチが提案するマーケティング新論 マインド・ホールを突破せよ。

  • 作者: 株式会社ビデオリサーチひと研究所
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2015/11/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

これからのマーケティングを考える上で、「ひと起点」はマスト。

“視聴率”で有名なビデオリサーチさんによる

長年貯めてきたデータから分析と考察、仮説の提案は説得力があって

サクッと読めるので、マーケター初心者に超おすすめです。

 

 

 

ビデオリサーチさんのイメージ変わった!笑

 

 

 

 

さて。

よく言われる話だが、

 

インターネットの浸透によって、世の中には大量の情報が溢れ、

 

「企業は生活者に『伝えたいメッセージ』を届けることが難しくなっている」(p.12)

 

 

そんな中で、

どーしたら生活者に企業のメッセージを届けることができるんだろうか

 

 

複雑に見えるコミュニケーションの糸を解きほぐし、

シンプルな法則とソリューションを提案するのが、この本のテーマ。

 

 

情報が氾濫しているからといって、

生活者はすべての情報をシャットアウトしているわけではなく、

『心に響く』メッセージは存在している。

 

 

その『心に響く』ためには、心の壁を超えて、マインドホールを突破せねばならない。

 

そりゃあそれができれば苦労したいよ、と思うが

 

その「マインドホール」の突破方法を教えてくれてるのがこの本!

 

 

 

 

 

その極意となる考えは…

 

 

 

 

 

 

「生活者には『考え方のクセ』があり、それに基づいて行動している」(p.54)

 

 

 

…当たり前か!

と突っ込みたくなるかもしれない。

 

 

いやでも考えてみてほしい。

 

 

デモグラフィック属性(性別や年齢)で区切っているだけでは

決して見えてこない仮説が立てられる。

 

考え方のクセはとても汎用的で、ちょうどいいセグメンテーションだと思う。

 

 

これだけ生活が多様化している社会で、デモグラ分析に多少の意味はあれど、

それで掴める傾向よりは、

『考え方のクセ』による分類をして、それに合ったコミュニケーションをとることの方が情報が刺さるのではないだろうか。

 

 

ビデオリサーチ株式会社による「考え方のクセ」による分類は6パターン紹介されている。

 

①トレンドフリーク

②スマート目利き

③雑学ロジカル

④コミュニティ同調

⑤ナチュラル低関与

⑥堅実ストイック

 

 

ちなみに

下記のURLから、「考え方のクセ」診断ができるので、ぜひやっていただきたい。

(ビデオリサーチさんがやられているサイトに遷移します)

(僕は「堅実ストイックでした」)

 

vrhitoseg.com

 

 

この区分けってすごく大事で、

「この人たちは、こーゆー考え方をするから、この媒体使って、こんなメッセージを発するのが有効だよね」

って考えることができる。

 

やはりこのご時世、一方的に情報を発信するだけだと、見向きもされなくてスルーされてしまう可能性が高い。

 

だって情報量が爆発的に増加しているのに、消化できる量は増えてないから。

 

だから、

情報を届ける際に「どんな人に届けるのか」というイメージは必須であって、

その人がどうしたら情報を受け取ってくれるのかまで想像してメッセージを発信しなければならない。

 

これだけ情報が溢れていても、生活者は生きていくなかで購買活動はするし、

必要な情報、欲しい情報は必ずあるわけで、

それを「考え方のクセ」という切り口でコミュニケーション設計していくことは非常に有用である。

 

さとなおさんの『明日の広告』でも同じようなことが書かれていましたね。

 

www.onmawashi.com

 

 

 

 

「ひと起点」という、当たり前といえば当たり前の、

本来あるべきシンプルな考え方に立ち返ることで、伝えたいメッセージを伝えやすくする。

 

 

いずれにせよ、

情報を届ける際に、その届けたい相手を徹底的にイメージできているか

がとてつもなく重要なポイントなんだよ、って話。

 

 

 

 

 

(このブログは、だれに向けて書いているんだろう…っていうと基本自分…ブログの意味…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猛省。

 

 

 

 

 

 

 

さらにこの本では、

6パターンそれぞれによる、マインドホールを突破できるキーワード、跳ね返されるキーワードが紹介されていたり、タレントさんなどが挙げられており、

 

 

加えて、

・アサヒビールの「スーパードライ ドライプレミアム」

・フィリップスの「ノンフライヤー」

・日立ソリューションズの「ヤクルトスワローズのチケットなどのファンビジネス」

など事例紹介も面白い。

 

 

 

繰り返しですが、

 

情報が溢れ、個々の思考が多様化していく中で

これから消費者を理解していくには

 

・どんな考えをしているのかを、ミクロ単位から見ていき、そこから仮説立てていくことが大事。

→(意外に)考え方のパターンはまとめられ、汎用的。

 

やっぱエスノグラフィーというか、デプスインタビューなど、

実際に消費者の声を聞き、そこから全体のコミュニケーションを考えることをもっとしていくべきだと思うんすよね。

 

 

 

 

 

すごくいい本なので内容を詳しく書きたいけれど、

本をそのまま引用しちゃいそうなので、(著作権的にあかんので)

ぜひご一読されるのが良いかと思います!

 

▼本はこちらから買えまーす!(Amazonに飛びます)

https://amzn.to/2vfPDRD

 

以上

 

生きること 食べること

 

わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─

わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─

 

 

3月11日。

 

あの日、人生を“変えた”女性の物語。

 

あの日、僕は後期大学受験のため大阪にいて、揺れを感じることもなく、

その後もテレビで報道を見ながらも特に何かを感じることもなく

浪人時代ぬくぬく過ごし、大学生となった。

 

でも、「この生き方でいいのかな」っていう想いが漠然とあった。

 

なんとなく社会貢献したい。いや、そんな大きなことでもなく、

 

「誰かの役に立ちたい」

 

ふわっとそんな想いを抱えていた。自分が一番大事なんだけど。

 

そして、大学では出会いに導かれ、パラグアイ行ったり、トンガに行ったりして、いわゆる“国際協力”の世界にちょっとだけ触れた。

 

国際協力がしたかったわけではなく、「人の役に立つ」場所が海外になっただけで

それは運命というか、ご縁だったと思う。

 

んで、これもご縁なのか、

大学最後の年、今はなき野毛の名店(迷店?)麺房亭でのバイト中、

例によってお客さんがおらず、いつも通り店においてある本を読みふけっていたときに、この本出会った。

 

 

衝撃だった。

 

 

この本の著者、畠山千春さん(@chiharuh)は震災を機に生き方を変えた。

 

「食べ物を自分でなんとかする」

 

それを追求することは、正直相当しんどいことになると思う。

 

なぜなら生命と向き合うことだから。

 

実際この本を読んでいても、心をぎゅーっと掴まれている感覚になる。

 

 

普段、スーパーで安く食品を買い、テキトーに料理して、食事をする自分。

 

どんな過程でその食材が目の前にあるのかを知ることもない。

知ろうともしない。

 

でも

自分の身体を形作る、人間にとって不可欠な行動なのに、それでいいのかなって心の底では思っている。

 

 

この本では、僕と同じような状況から

震災を機に、動物の解体からはじめ、狩猟の道へと進んでいく一人の女性の想いや葛藤が綴られている。

 

動物と直接的な関係を結ぶことを大事にし、

徹底的に生きることと向き合う姿がとてもかっこいい。

 

狩猟を批判する人もいらっしゃるけれど、人間はいろんな生命をいただいて生きている中で、そういう現実に蓋をして「生命を奪う」という一瞬の行為だけを切り取ることはナンセンスだと思う。

 

食べること、そのものと同化する、という考え方が宗教チックというかスピリチュアル感あるけど、すごいしっくりくる。(体感していないけど)

 

 

この本を読んで、狩猟をしたい、というか

 

漁師飯が食べたいと思い

 

2018年年明け早々、滋賀県の漁師さんグループに同行させてもらったけれど

みなさん、自然への敬意がある方々でした。

結局そこでは、解体するのは見られなかったけど、

夜、ご馳走になった鶏が美味かった。。

 

 

狩猟の目的は、別に生命を奪うことに快楽を感じているわけでは決してなくて、

 

シカやサルなど実際に畑を荒らし、農家さんが困っている。

シカが増えたのは、オオカミが絶滅してしまったからで、

オオカミが絶滅してしまったのは、人間の開発によるもの、

シカが増えると土砂災害とかも起こりやすくなる。

結局、巡り巡って困るのは人間なのに、見て見ぬ振り。

 

都心にいると、自分ゴト化できない問題かもしれないけど。

一旦知っちゃうと気になる。

気になるけど、そこに向き合えない自分。

 

なんだかな、って心がズーーーーンとする。

 

 

 

 

食べ物の問題、自然の問題、生きることの問題

 

この本は色々考えさせられることが多い。

 

 

畠山さんの根底にあるのが、

 

「絶対に生き抜いてやる」という「生きることへの強い執着心」(p.11)

 

であって、

 

「世の中がどれだけ変化しても、たとえお金という手段が使えなくなっても、自分の足で立ち、幸せに暮らしていく生き方」(p.11)

 

を実践している彼女をとても羨ましく思う。

 

これから理想的な生き方なような気がする。

 

パラグアイでの生き方も、トンガでの生き方も、今の生活も、

そこにいる人たちは、そこでの生き方を楽しんでいる。

 

というか、パラグアイやトンガで動物を絞める瞬間、逃してしまったのめっちゃ後悔。

 

 

うーーーーーーーん、今の生き方でいいんかなぁ。

 

ひきこもりが一番好きなんだけども、もうちょっといろんな人に会ってみよう。

 

 

以上

徹底した商品づくりとそこにある想い。途上国発のブランドをつくる、とは。

 

裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~ (講談社+α文庫)

裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~ (講談社+α文庫)

 

 

3年ぶりくらいに読み直した、『裸でも生きる』

 

国際協力に真摯に向き合い、「途上国から世界に通用するブランド」を創り上げている、マザーハウス山口さんの生き方を、「すげぇな」なんて言葉では片付けられない感覚を抱いたことを思い出した。

 

いじめられた小学生時代、グレた中学生時代、柔道に打ち込んだ高校時代を経て

慶應SFCで開発学を学び、国際機関に飛び込む。

国際機関の仕事から「現場が見たい」とバングラデシュに単身渡航し、バングラディシュの大学院に進学。

バングラでの日々、ジュートとの出会い、起業しテーの、バッグ作りでのすったもんだ…実際にバッグ職人のもとで自ら修行したり、、まるでドラマのような生き方。

 

素直に、思ったままに行動して、何かにぶつかっては泣いて笑って突き進む。

 

ものすごく端折って羅列してしまって申し訳ないのですが、どのエピソードも濃厚で、物語として楽しめるような、山口さんの半生。

 

 

ただ、本気で物事に打ち込む姿勢に、当時、正直僕は若干引いた。

 

何故か。


僕自身が本気で何かに取り組んでるといえなかったから。

国際協力にしたって、多分何にしたって、"想い"がないことは悪だと思っていた。

今もそこに悩むことはある。

でも同時に、自分の"何かに対する想い"はきっとどこかにあって、

そーゆーのをちょっとずつ形にしてこうって思えるのは成長といえるかわかんないけど、それでいい。うん。

 

自己啓発、おしまい。

 


さて。
僕は大学で藤掛洋子先生と出会い、国際協力について学び、先生のおかげで国際協力の現場にもほんの少しだけ関わらせていただき、座学と現場の違いってのを肌で実感したので、山口さんの奮闘記にはすごく共感できる。

 

国際協力の世界に関心ある方はぜひ藤掛ゼミの見学にいらしてください。

↓↓↓

藤掛洋子研究室/Fujikake Yoko

 

 

ふわふわ田才諒哉先輩のブログも

 

国際協力とか変な人とかに関心がある人はぜひ。

(尊敬している先輩ですので悪しからず。)

www.ryoyatasai.com

 

現場で起こってることって、日本で想像してるのと、

本当に!全く!全然!異なっていて、支援とか援助って本当に難しい。

 

国際協力の一端というか、ほんの入り口でも超ハードル感じたくらいで、「国際協力の何知ってんの」って詰められたらぐうの音も出ないけど。

 

パラグアイで学校建てようとしたり(僕はずっとカメラ回して編集してた)、

フェアトレード始めたり(言い出しただけでほとんど後輩任せ)、

青年海外協力隊としてトンガで活動したり(料理作って、踊って、健診して国を回る)

 

などと先生と周りの方々のおかげで貴重な経験をさせていただいて本当に感謝しているのですが、

 

一番学んだことは、


現地の人の生の声の大切さとそれを聞くための信頼形成。

 


山口さんも様々な局面で、問題にぶつかっては現地の人に全力で向き合っている姿が、この本からものすごく伝わってくるし、そうしなきゃ物事は成功しない。


言葉も文化も違う中で、相互理解なんて超難解だし、(そもそも人間同士が分かり合えんのかって思うし)、信頼関係ってどうやって築くねんって、そこに悩み出すとしんどいけど、

 

そこで大事なのってやっぱり

自分はこうしたい、こうありたいっていう想いに他ならない。

その想いを持ち続け、行動し続けることで、同じ想いを共有できる仲間が増えていく。

 

いつの時代も大事なことは変わらない。
そしてこれからの時代、もっとそーゆーのが大事になってくるような気がする。

 

本当に質の高い商品、そこにかけられた想い、そしてその発信。


それによって、数は少なくても熱狂的なファンを作っていく。

そしてその熱狂的なファンが新しいファンを呼び、コミュニティが出来上がっていく。

 

 

 

ふと、コミュニティって共同幻想だよね。

「戦後最大の思想家」吉本隆明の思想的達成『共同幻想論』とはなにか?|新しい「古典」を読む|finalvent|cakes(ケイクス)

 

吉本隆明さんの本ももう一度読み直したい。

 

 

 


それが今後ビジネスとしても成功するのに必要なことなんじゃないか。

 

事実、マザーハウスの商品はクオリティ高い。

 

社会人になるってことで、谷中行った時たまたま出会ってうわーってなって買っちゃった。超満足。

shop.mother-house.jp

 

バングラデシュの似たような商品と比べて高いよ!っていう人もいるけど、価値を判断するのはお客であって、マザーハウスのストーリーそのものからそれだけの価値があると思える。

 

そういった意味ではこの本はすごくいい広告だし、見せ方もうまい。

藤掛先生もそうだけど、ドラマチックな語りは人を惹きつける。

国際協力で仲間集めに大事な能力。

ドラマ仕立てがうまいといったら反感を買いそうだけど、人の興味喚起はドラマに尽きると思う。

想いをきちんと届けることもこれからの命題。

 

 

にしても、改めて、サイトみると、マザーハウスっていろんなことやってる。

絶対熱狂的なファン多いよね。

サイトすごくステキ。

 

www.mother-house.jp

 

 

ファンと共に製品づくりを行うザダンシリーズ

ZADAN|MOTHERHOUSE

 

 マザーハウス✖︎H.I.Sのツアー

HISツアー|MOTHERHOUSE

 

マザーハウスカレッジ(キングコング西野さんも出てた!)

マザーハウスカレッジ|MOTHERHOUSE

 

 

めっちゃ面白そう…!

 

 

本気の人たちとぶつかるのは僕は情けないくらい怖いんだけど、

一歩踏み出して行ってみようかなと思います。

 

以上

ヤッホー! 人生に幸せを!!

 

ぷしゅ よなよなエールがお世話になります

ぷしゅ よなよなエールがお世話になります

 

 

以前、超宴のブログを書きましたが、

 

mooooooooon309.hatenablog.com

 

※楽しすぎて超宴のプロモビデオ勝手に作ったけど、肖像権・著作権で公開できないのがつらたん。

 

 

本当にこれからの働き方というか、理想の企業というか、

世界に誇れるんじゃないでしょうか。

 

 

何がすごいのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社員が同じ方向を向いていること

 

だと思う。

 

だから熱狂的な顧客もついているし、ファンが拡大している。

 

では、それがなぜ出来ているかというと、

 

チームビルディングを徹底的に行ったから。

 

今でこそ、超人気ビールメーカーだが

地ビールブームの終焉からドン底期を経て、今がある。

その一連の流れをドラマチックに、かつ、生々しく描かれているこの本は

 

・ファンづくりを考える人

・ブランドづくりを考えるマーケター

 

には必読だと思う。

 

 

楽天市場でのバカ売れや、ビール300万円値引き、メルマガ…

井手てんちょの話はどれも参考になるが

 

やはり、この本の肝はチームビルディングに尽きると思う。

 

将来の目標を共有し、傍観者ではなく、いかに主体的に動いてもらうか。

うちの会社でいう、代表取締役社員じゃないけど

自律した個が、同じ目標を持って進むチームは強い。

というか、そうでないといつかきっと勝てなくなる。

 

 

「『チームになるってすごい!』って実感してくれていないと、いつか、売り上げは頭打ちになる」(p.180)そんな危機感もあって、

 

周囲から反対される声が上がろうとも、なんとか説得して、チームづくりを進めた。

 

大きな目標を達成するには、一人の力ではほとんど不可能とわかっているからこそ

チームビルディングの優先度を高めたのだ。

 

会社にとって

「同じ方向を向いて、得意分野で力を発揮すること」はとても大事。

 

いうに易し行うに難しなんだけど、

これが出来ているかどうか、社内文化が浸透しているかどうかは本当に大事。

 

だからイケてるベンチャー企業は、新卒や若手研修はもちろん、

チームビルディングに時間とお金を投下する。

 

 

事実、ヤッホーブルーイングは、井手てんちょは社長就任3年後から、爆発的に売り上げが伸びたとのこと。

 

 

熱狂的社員がベースにあって、

もちろん製品自体にも超絶自信があるからこそ

 

ファンがつき、離れない。そして、熱狂的顧客が新たなファンを連れてくる。

 

広告費も知名度もなくても、熱狂的なファンを大事にすることで、

勝手に広告してくれるのだ。それも信頼あるクチコミとして。

 

こうなると、いかに熱狂しているかどうかが大事になってくる。

 

顧客を熱狂させるには、まず自分(社員)から。

 

 

 

 

 

 

 

 

せっかく、超優良企業、ヤッホーさんについて書いているのに、

中身が伴っていないのは、

僕の中で、本当に書きたいこと・書くべきことはちょっと違っているからで。

 

 

この本を通して、1番心に刺さったこと。

 

それは、

人生いつからでも遅くはない。

 

そりゃあ、何かを始めるに早いに越したことはない。

だらだら過ごしているのはもったいない時間の使い方なのかもしれない。

 

そうなんだけど!

少なくとも井手てんちょは、日本で最も注目されている経営者の一人でもあるが

20歳で高専を卒業後、就職しては無職となり、パチンコにハマる時期もあったり、

せっかく再就職した会社も3年くらいでやめる。

 

 

そんな中で

自分のやりたいこと・好きなことを見つけようと意識することは

続けていたそうだ。

 

その後、働く中で、

この仕事に一生を捧げよう、というタイミングもあったそうだが、

僕が想像する、すごい経営者のそれより、だいぶ年齢が高めな気がする。

 

ネット通販にチャレンジしたのも37歳の時って書いてあるし。

 

なんと勇気付けられるエピソードではないか。

 

 

うまくまとまっていなくて、恐縮というか

ブログの意味!って感じなのだが、

 

 

 

悩める僕には、これほど心強いメッセージはない。

 

僕にできることは、あなたにもできる

あの人たちにできるなら、僕にもできる

 

こう思えるかどうかが、全て。

 

これがこの本の一番大きな学び。

 

以上。

 

「運命」に屈しない。

 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

 

SHOWROOM、前田祐二さんの生き方がわかる本。

 

 

根底の考えがジョジョっぽい!!

 

運命に屈しない、人間讃歌。

 

 

価値主義や評価経済が最近のトレンドだと思うけど、

その主導者というか、最先端を走る経営者の一人。

 

そんな前田さんが、“人生の勝算”について語る一冊。

 

この激動の時代において、「自分の人生の勝つ」ための思考法を語ってくれる。

別に宗教の話をしているわけではない。

 

これだけネットが普及し、テクノロジーが日進月歩で進化する現代だからこそ、

どんな逆境だろうと、自分次第で、人生に勝つことができるのだ、と温かい言葉で応援してくれる。

 

「この本を通じて伝えたいことは、大きく三つです。絆の大切さ、努力の大切さ、そして、人生という壮大な航海において『コンパス』を持つことの大切さ、です」(p.12)

 

前田さんの壮絶な人生を、この本を通じて追体験していくことで

・人生に悩んでいる人

・コミュニティ/ファンビジネスを考えている人

マーケティングに関心がある人

には、いろいろ刺さるところがあるかと思います。

 

 

でもね、確かに勇気をもらえる、一方で、…。

 

 

 

 

 

8歳で両親を亡くして、弾き語りで稼いていく子どもってどないやねん!

 

その時点で、一般人的な、思考・行動とかけ離れているやん。

どうしたら、通行人が足を立ちどめて、お金をくれるようになるかを、考え、

曲を練習し、実践していく子ども、って末恐ろしいわ。

 

その末というか、現在の前田さんにつながるわけなんだけど、

幼少期からマーケティング思考、仮説→行動→結果→仮説っていうPDCAを回してる。

しかも顧客志向ができてるんだもんな。人を観察して、また仮説立てて、実戦を通して検証していく。

すげぇよ。初めて半年で、月10万円も稼ぐ子どもって聞いたことねぇ。

 

濃い常連客を作るなど、なんとなく方向性は思いついても、それをどうやって実践していくのかという戦術までロジカルかつ本質的すぎてびびる。

 

曲のうまさ(製品志向)ではなく、ヒトとの絆、関係性、ストーリーを価値として提供する。これが「コミュニティ」へとつながっていく。

 

これだけ商品が普及し、コモディティ化してる中

これだけネットが普及し、製品情報が白日のもとに晒される中

行き着く先は、「人間活動」になってくのかな、と漠然と思っているのですが

その時にコミュニティ(自分が所属する/帰属する居場所)があることは何より大事だと思います。

 

 

僕は人見知り兼ウジウジ兼めんどくさがり兼かまってちゃんという矛盾だらけの性格ですがね。

 

要するにコミュ障ってやつです。かしこ。

 

 

 

さて、話は戻り、SHOWROOMのコンセプトというか背景がものすごくかっこいい。

というか多くの人にとって憧れの世界観。

 

「後天的な努力と熱量によって、自らの周辺に絆を生み、それら絆が集まりコミュニティになる。そして、そのコミュニティがビジネスへと進化するぷらっとフォームが存在することで、(中略)好きなことで生きていけるようになる」(p.36)

 

逆に、これからの時代、僕が勝手に思うだけですが、

努力しないと、熱量がないと、「想い」がないと淘汰される、そんな気がするから

自己肯定感が低い、自分に自信がない人間にとっては恐ろしい。

 

⇨自己肯定できるような成功体験を、努力して自ら掴み取るしかない。

 ⇨自分の、夢なり目標なり、目的、コンパスを持つことが大事。

 

わかっちゃいるけど…ね。。

 

 

でもね、それってそんな難しい話でもなくて、

 

前田さんはスナックがお好きだそうですけど

(↓キングコング西野さんとホームレス小谷さんたちとやられているスナック)

 

camp-fire.jp

 

 

人間関係でいうと

ゆるゆると、身近な人との関係性を大事にすることくらいはできるはず。そんな気張ることもない。

 

仕事でいうと

今はたとえ降られただけの仕事でも、それに真剣に取り組もう。目の前のことを粛々と、真剣にやる。

 

そう思った方がいい。そうしよう。

 

 

また脱線してしまった。

 

さて、

前田さんが考えるコミュニティが深まる要素は

「①余白があること、②クローズドの空間で常連客ができること、③仮想敵を作ること、④秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること、⑤共通目的やベクトルを持つこと」を挙げている。(p.44)

 

AKBグループも似た構造を持っているとも指摘している。

 

そして、

ファンの人(常連客)の「中の人」化

キンコン西野さんのいう「共犯者作り」)

ができてくると、そのコミュニティは強固になっていく。

 

 

意図的じゃないけど、僕が少しだけ関わっているCASACOもちょとだけそうなっているから面白い。もう少し、地域住民だけでなく、広められたら面白くなるかも。

 

CASACO(カサコ)|CASACOは子ども、地域、旅人、多世代多国籍の方々が集う場所です


 

 

にしても、SHOWROOMを見ていると、

アバターが多くてちょっと気持ち悪い)

本当にたくさんの人が“応援”しているのが一目でわかって、

夢を追う人、それを応援する人のつながりが、なんかあったかくていい。

 

自分のコンプレックスに立ち向かったり、ハングリー精神が強い人が多いように思う。

 

とにかく自分で一歩踏み出している人たちなのだ。

 

人は生まれ持った環境で人生が決まるなんて、おもんなくて

頑張っている人たちが評価されないと、不平等な格差が生まれる。

 

そうだよね、このSHOWROOMのサービスは、

世界平和にもつながるんじゃないかなって思う。

 

コミュニティと感動のプラットフォーム、そしてそのビジネス化が

SHOWROOMであり、そこは努力した人や絆を大事にした人が幸せになれる場所。

 

ステキ。

 

まずは、自分のコンパスを持つことから始めよう。

 

P.S.

思えば、今日は話題のホリエモン万博で、SHOWROOMで密着放送という

これまた面白そうな企画が放送されてる!

行きそびれたので、ちょっと見てみよ!

 

www.showroom-live.com

 

USJから学ぶマーケティング入門

 

 

ディズニーよりユニバ派だからか(いや多分きっと違う)

 

ユニバのマーケティングすご!森岡さんすご!って話。

 

業績V字回復したのは、マーケティングの力なのか!と思うとワクワクする!

 

2001年の開業年度には1100万人の集客だったのが、翌年には700万人に急降下し

2004年には事実上の経営破綻していた状況だったらしい。

 

そこから何とか踏みとどまるも、集客数に伸び悩んでいたところに

森岡さんが入社し、マーケティング部長からCMOとなり

マーケティングを統括することによって、毎年入場者数が増加している。

(2016年度で、1,460万人)

 

森岡さん主導で一体何をしたのか、どうしてV字回復を実現することができたのか

というのが、この本には書かれており、

 

マーケティング入門の本としてうってつけの本になっている。

 

 

端的にいうと、

「消費者志向になった」

の一つに集約されると森岡さんは述べる。

 

どういうことか。

それはつまり、お客さんが本当に喜ぶことを考え抜いた、ということ。

 

テーマパーク業界では、圧倒的にクリエイティブ中心(作り手が自分たちが面白いと思うものを提供する)だったのを、マーケティングドリブンにし、

 

「作ったものを売る会社から、売れるものを作る会社(p.32)」に変えたのだ。

 

これ、マーケティングコンセプトの流れからすると当然のことなのだが、

テーマパーク業界では、上記したようにクリエイターの力がとても強くて、できていなかったんですって。

 

 

で、仮説思考とゼロベース思考によって問題の本質を正確に捉え、

その解決の手段を考える。

これも当たり前のように聞こえるんだけれども、それができていない企業が多い。

 

USJでも、当初なぜ入場者数が減っているのかをきちんと把握できていなかった。

 

ビジネスドライバー(ビジネスが「伸びる・伸びないの本質」である「衝くべく焦点」)がどれなのかを、徹底的に考え、それに注力することが大事なわけで

 

ユニバは

「(主にハリウッド)映画ファンのためのパーク」から「世界最高のエンターテイメントを集めたセレクトショップ」へと変え、(潜在的ファン層の拡大)

「低年齢層の子供連れ家族の集客」のための施策(ユニバーサルワンダーランド)をうち、

「遠方(関東や海外)から人が集まるためのものすごいコンテンツ(ハリーポッター)を用意」した。

んで、

TVCMで、新ブランドメッセージ(世界最高を、お届けしたい)を打ち出し、ブランドイメージを強化して行ったのだ。

 

余談ですけど、

ユニバのCMっていいですよね。

メッセージがはっきりしていて、「行きたい!」という気持ちを強くさせる。見ているだけでワクワクする。

 

www.youtube.com

 

広告の仕事などやっていると

「この企業は何のためにこの広告出しているのだろう」って疑問に思う

ことがある。

せっかく巨額のお金を投下するのだから、目的意識をきちんと持っているのかどうか、もう一度よく考えたい。

 

 

話戻って。

 

・なぜ日本ではマーケティングが弱いのか

マーケティングがなぜ大事か

・そもそもマーケティングって何か

マーケティング思考とは、なぜ大切なのか

・戦略とは、戦術との違いは(「どう戦うか」と「どこで戦うか」)

・戦略の良し悪しを決める4S

(サステイナビリティ・セレクティブ・サフィシエント・シンクロナイズド)

マーケティングフレーム

(目的【objective/WHY】・目標【WHO】・戦略【WHAT】・戦術【HOW】)

・5C分析

マーケティングミックス(4P)

 

などなど、ほんとマーケティングを勉強する入り口として最適な気がする。

 

ユニバのハロウィンなどを事例に説明しているからとってもイメージしやすくてわかりやすい。

 

 

中でも個人的に、ブランド論、ブランドエクイティは超基礎的かつ大事な話なので少しだけ抜粋。

 

ブランドエクイティとは、「消費者の頭の中にあるブランドに対する一定のイメージ」(p.70)で、ブランドエクイティを築くための一連の活動をブランディングという。

 

要するに、

マーケティングの仕事」

=「自社ブランドを売れるようにすること」

=「消費者の頭の中に自社ブランドが選ばれる必然を作ること」

=「競争に有利なブランドエクイティーを築くこと」

=「ブランディング」(p.70)

 

ということ。

簡潔だけど、わかりやすい。

 

 

んで、最後に、マーケターに向いている人や、キャリアの選び方までご丁寧に書いて下さっている。

 

就活中に人にもおすすめしたい本ですね。

 

以上

 

 

やばい、この本読むとキャンプに行きたくなるのは俺だけ? 『好きなことだけ!を仕事にする経営』

 

スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営

スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営

 

 

世の中には面白い企業がたくさんあるんだなぁと

 

社会人になってから知る。

 

アウトドアメーカーのスノーピークもその一つ。

 

著者でもある、山井太社長はマーケティングはしないと仰っておりますが、

 

他の企業と同じことをしないだけで、

めちゃくちゃいいマーケティングしてはるやん

って思ってしまいますが、それはさておき。

 

 

何がすごいかって、

 

①徹底したユーザー目線

②新しい商品とその品質の高さ

③商品に留まらない価値提供

そうして

④熱狂顧客を獲得している

 

ところじゃないかなぁと思います。

 

 

 スノーピークのミッション・ステートメントスノーピークウェイ)を

一言で表すと「ユーザーの笑顔」(p.11)で、

ありきたりといえばそれまでなんだけど

それを本気でぶれずに追求し続けていると断言されている。

 

その証拠が、商品の永久保証であったり、社員とユーザーが一緒にキャンプするイベントだったりするだろうが、

 

「『自らもユーザーであるという立場』で考える姿勢」(p.26)があるからこそ

顧客を感動させることができる。

 

自分自身が熱狂していないのに他人を熱狂させることができるはずなんてなくて

自身がユーザーとして本気で楽しんでいるからこそ、同じ趣向を持った人を楽しませることができる。

 

当たり前なんだけど、難しいこと。

 

 

その姿勢があるからこそ、他にない新製品を企画し、売ることができる。

ハイエンドキャンプ用品という市場を創り上げたこともそうだし、

丈夫なテント、使いやすい焚き火台、など全ては

ユーザーがもっとキャンプを楽しむことができるように、なのだ。

 

 

 

そうしてそれは、

「自然の中で豊かで贅沢な時間をすごす」という、価値を提供しているわけだ。

 

都心疲れ、や自然回帰という言葉をちらほら聞くが、

ジャストミートで、「自然志向のライフスタイル」の実現を後押ししてくれる企業はありがたい。必要とされる。

特に、震災以降、若者のIターンなども取り出されるが、改めて自然に憧れを持つ人はこれからも増えていくのではないだろうか。

 

その時に、ハイエンドキャンプ用品が必要かどうかはともかく、

世の流れとしては、まだまだ需要が伸びそうだと思う。

 

 

ポイントカードも秀逸で

熱狂度が高まる仕組みが盛りだくさん。

キャンプを楽しみながら、どんどんランクが高まると

もっとキャンプも好きになるわけで

本読んでいるだけで、キャンプがしたくなりました。

 

 焚き火は何度か体験があるけど、たまらないっすよね。

火を見つめているだけで、心落ち着くし、

ポツリポツリと人と話す、あの空間。

 

スノーピークウェイ」というキャンプイベントで

社員とお客さんが一緒になって、語り合うこと。

これ、企業がファンづくりする上でものすごい大事なことだと思う。

 

 往々にして、企業が考えていることとお客さんが求めていることってずれてるだろうし

量的調査ではわからないこと、ホンネが聞ける。

そしてそれ以上に、ヒトとヒトが火を囲めば、それはもう親密感が違う。

直接的な人間関係が、信頼へと繋がり、根強いファンへとなっていく。

 

これも簡単なようで、難しい。

 

数字に表れづらいし、赤字かもしれない。

 

それでもスノーピークは98年からずっと開催してきた。

 

この継続がスノーピーカーを熱狂させ続け、新たなスノーピーカーを生み出し続けてきたのだろう。

 

 

また、そういったいわゆる派手な部分だけでなく

 

例えば、問屋経由ではなく、直接販売に力を入れたり、SNSでファンと交流を図ったり

地道なクライアントファーストを続けている。

 

それを支えているのが社員であり、社員教育も徹底している。

社長が全社員の日報読むとかほんまか!?とか思うけど

採用の段階からキャンプが好きで、自分で考えられる人間を採用し、きちんと育てているそう。

 

その基盤こそがミッションステートメントであり

それを全社員がきちんと共有していること、想いを持っていることが

これからの企業で求められてくるだろう。

 

社員も顧客も幸せになるために。価値を提供していくために。

 

以上